効率
ご存知ジウジアーロ大先生デザインの、ありがたーい軽四輪、スズキキャリイL40。
ライトバンモデルは以前にも同型車を紹介しているが、四角いヘッドランプ、前後のパネルを強く傾斜させたデザインは、同時期の軽商用車のなかではひときわ個性的な姿をしている。

大きく傾斜した後部ドアの為、荷物室の容積が圧迫されて積載効率が悪く、ヘビーユーザーから不評を買ったというのは前にも書いたとおり。
当時のスズキは洒落たデザインを売りに、ライトバンらしくないクルマとして、同業他社製品と差別化しようしていたようだが、その試みは成功せず、好調なセールスを記録したトラックタイプに比べて、ライトバンの販売実績は芳しくないものであった。

今回写真を紹介するのは、そんな積載効率の悪いライトバンを倉庫として使用している例。
サイドとバックドアが開きっぱなしで、締りがない状態であるが、私が開けたわけではなく、最初からこの状態。
リアの開口部からボディ断面を見るに付け、ライトバンらしくないクルマというか、とにかく荷積みの効率は悪そうだと思う。

タキギの保管庫として使用されているようだが、ギッシリと詰め込まれたタキギを見ていると、普通の軽バンならもっとたくさん入るだろうに、扉もちゃんと閉まるだろうに、などと、つまらない突っ込みを入れたくなる。

タキギは風呂の湯沸しに使うものだろうか。
私の実家でも、10年くらい前まで薪焚きの風呂を使っていたものだが、今は温水器でお湯を張っている。
タキギで沸かすからと言って湯の質が変わるわけでもなく、特に郷愁を誘うものでもないが(むしろ面倒くさい代物だった・・)、懐かしいといえばまあ懐かしいかな。
チェンソーと手斧で、黙々とタキギを作り上げていた祖父ももういない。

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