でてこい とんでこい げんきなローザ
前回、いすゞジャーニーを取り上げた記事の中で、ジャーニーを取り上げた回数の多さについてふれたが、その多さと共に、同時期のライバル、ミツビシローザ(いわゆるプリティローザ)の取り上げた回数の少なさについて、改めて気づいた。
今までに取り上げたのは僅かに1台だけで、ジャーニーの登場率の多さと比べると、なんともお粗末な限り。

これについては、特に冷遇してきたつもりはないのだが、実際に見かける機会が少なく、必然的に私のコレクションにもあまり写真が残っていないという現実があった。
残存率ということについては、例によって新車時の販売台数とか、そういったカガク的なデータを持っていないので、推測しか書けないし、面倒なので今回はスルーしちゃう。

ということで、今回は総力をあげてプリティローザの特集をしてみようと思う。
総力といっても、在庫は数台分しかないんですがね。

トップの写真はご覧の通り幼稚園バスとして使われていた車体で、園名が入ったアンドン、バンパーの象さんのワンポイントが楽しい。
残念ながらフロント方向からの数ショットしか残っておらず、非常口などがあったであろう後部のカットはなし。
私は保育園・幼稚園共に徒歩で通っていたので、こういったバスで通園していた経験はなく、特に思い出話があるわけでもない。

こちらは2000年頃に撮影した現役個体。
上の写真と同じく後期型に属するモデルで、「M」をデザイン化したミツビシマークが付いている。
当時で20年前後経っていたモデルのはずで、この時期のマイクロバスとしては珍しい、かなり長命なケースじゃなかったかと思う。
車体色こそ違うものの、塗りわけパターンは上のモデルと同じで、いずれも純正色だと思う。

トミカでもモデル化されていたプリティローザだが、私的にはあまり興味を引くモデルではなく、現役時代から関心を持った覚えがあまりない。
上では冷遇したわけではないなどと書いたが、関心が無い故に機会をスルーしてきてしまったとか、取り上げる機会も持たなかったという点はあると思う。
全体的に平凡で、とんがった特徴がない地味なモデルであるが、私の関心を引く項目として「地味」というのは必ずしもマイナス点ではなく、むしろプラス点にもなりうるだけに、その原因は自分でもよく分からない。

リアからの一枚。
こちらも極々平凡なスタイルをしており、あまり面白みはない。
座席はタクシーのシートなどと同じく、ビニールでコーティングされていたようだが、長年の酷使には耐え切れなかったようで、座席表皮まで破れて、中のウレタンがむき出しになっている箇所が見える。

前期型のテールランプは、丸レンズを3つ並べた、大型車的なデザインが特徴的であったが、この後期型ではごくありふれたコンビテールとなっている。
前期型の写真はね、ないのよ、ゴメンネ。
画像検索すれば出てきますので、そちらでどうぞ。

こちらはフロントマーカーのデザインが違う前期モデル。
前期と後期では、その他にもグリルデザインなども違うのだが、元々外観的な差異はあまりなく、またこの個体は破壊が進んでいて、雑多な足場で良いアングルもとれなかったこともあり、見比べる事ができる良い写真は撮れなかった。

上の個体と同じく、白地に青いストライプが入っており、塗りわけ方も同じであるが、こちらはフロントパネルから運転席ドアにかけて、ラインが一本多く入っている。
フロントパネルから天井にかけて、輪のように走るサビのラインは、パネルの継ぎ跡が浮き出てきたものだろうか。
手溶接でパチパチやるんですかね。

お尻はパネルを切り取られてしまい、ご覧のようにすっとんとん。
というわけで、せっかく遭遇した前期型にも関わらず、テールの写真は撮れず仕舞いで面白くない。
「冷遇」してきたわけではないが、バチがあったような気もして、どうも面白くない。

開口部を大きくとって、農機具の倉庫としてでも使っていたのであろうか、出し入れはしやすそうだが、ボディがよく持つもんだと思う。
横から押したらクシャッと逝ってしまわないかい?
(2016.6.26)

戻る