記憶にございません
前回、そんなのもあったねーみたいな、存外な扱いをした、3代目ニッサンキャブオール(1976年-1981年)。
2代目キャブオールは、トミカでモデル化されていたことからか、よーく記憶しているのだが、3代目はどーも記憶がうすい。
というか、子供の頃の私は、この3代目を認識していなかった可能性が高い。
特徴がないのが特徴みたいな、地味なデザインが子供心に響かなかったのであろうか。
深海魚みたいな不気味な面構えの2代目に比べると、インパクトというか、刺激がなかったんだろうね。
刺激があったらあったで、コワイ顔と言って嫌っていただろうが、記憶には残っていただろうと思う。
同時期のニッサンのトラック、キャブスター・ホーマーの下膨れの不格好な顔はよく覚えているから、「コワイ顔だったら覚えていたかも」という話も、あながち冗談というわけでもない。(と、思う)

ワイド&ロングボディのキャブオール。
広幅のキャブを持っていなかったキャブオールは、大きな荷台を載せると、キャビンより荷台がはみ出す格好となる。
それゆえバックミラーはステーの長い大仰なタイプが装備され、更に荷台の張り出し部分を隠すために、キャビンの後ろ(ドアの後ろ)には大きなカバーが付いている。
カバーについては、巻き込み・引っ掛け防止の対策じゃないかと思うが、空力特性向上を目的としたエアロパーツだったら、ボクちゃんシビレちゃう。

自動車ガイドブック程度しか資料を持っていないので不確かな情報であるが、この代のキャブオールは2tがメインで、サブとして1.5t(ダブルキャブなど)と、2.5tモデルが存在していた模様。
ひとクラス下には、キャブスター・ホーマーという1.5tモデルが控えており、ダットサントラック、ジュニアなどともあわせて非常に層が厚かった時代。
逆に言えばラインナップが複雑化していたということで、キャブオール・クリッパー・バイソンのトリオはこの代限りで生産終了。
キャブスター・ホーマーも取り込んで、1tから3tまでをカバーする新モデル、アトラスにバトンを譲りその名前は消滅した。

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