○○  V  ○○
これまで何回か紹介してきたタイタン、そして前回紹介したエルフとくれば、忘れちゃいけないミツビシキャンター。
グリルのV字型のデザインから、「Vキャンター」の愛称で親しまれているモデルで、マニアの人気も高い'70年代名車の一台。
前回のエルフでも似たようなことを書いたが、キャンターもまた特徴的なデザインから、お絵かきの対象としてよく使ったものである。

さてと、そんなVキャンターの写真を一枚・・・。
V字型のグリルが見えないですな、それ以前の問題のような気もするけど。
海辺の漁港かどこかで撮った一枚だったと思うが、山のように積み上げられた漁具や漁船の合間に、埋もれこんでいた一台。
最初は火事にでもあったのかと思っていたが、ウィンカーレンズや、キャンターのマークがキレイに残っているところを見ると、塩気でジワジワとやられていった挙句の姿だったのかもしれない。

こういったボロボロすぎるクルマは、わたくし的な「美学」に合わないとか言って、スルーすることも多かったのだが、最近はデジカメの自由度(記憶容量、電池容量)が増えたことや、草ヒロ資源の枯渇といった、背に腹かえられぬ事情から、臆面なく無差別に撮影することも多くなった。
美学はどこへいったのやら。

ちゃんと完成品も用意してございまっせ。
Vキャンターといえば、この緑がかったグレーの塗装。
というか、純正色はこれ一色だけ?

キャンターの顔は、子供のころの私には、もっとりりしいというか、毅然とした表情に見えていたものだが、今の目でみるとなんとも穏やかなやさしい顔をしているように見える。
完成度が高く、隙のないデザイン(隙間ではない)、複雑な造形も自由自在という、今のクルマにはない、独特な雰囲気があるんだなあと思う。

このクルマは何年か前に見かけた現役モデル。
それなりに痛みがあり、現役バリバリで使われている自然な雰囲気がよろしい。
左前面をぶつけたのか、その部分の痛みがひどく、ウィンカーとミラーの補修方法はなかなかワイルドで惚れてしまいそう。

無骨だけど、そこがまたカッコイイねぇ。
個人的には黒塗りのホイールとタイヤもポイント高し。

こちらはウィンカーレンズがグリル横に組み込まれる、旧いタイプ。
私は前期型、後期型というくくりで認識していたのだが、メーカーの扱いはフルモデルチェンジとして、別物となっているらしく、こちらがT90系、上の写真、新しいタイプがT200系となっている。
何がどー違うのかは、インターネットででも検索してみてください。
私に期待してもムダです。

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