逆光は勝利!
昭和41年(1966年)登場の3代目スズキキャリイ。
個人的な印象であるが、この3代目モデルはどうも印象がうすい。
先代のモデル、後継の4代目モデルがそれぞれ、奇怪な風貌だったり、欧州仕込みのシャレオツなデザインだったりで、印象が強いことが反動に来ているのだろうか。
既に40年以上前のモデルであり、現存数も少ないことからもっとありがたがるべき存在なのだが、いまひとつマニア心をくすぐる要素がないんだな。(まだまだ修行が足りませんな)

2枚のうち、左写真は既出の写真の使いまわし、スミマセン。
私のコレクションのうち、同型車はこの3台のみだが、よくよく見比べてみて気が付いた差異が1点。
フロントパネルのベンチレーターカウルに、プレスラインが入っているものと、入っていないものがある。
よく時期は分からないが、モデル後期のタイプにはラインが入っている模様。
普通に考えれば板剛性を上げる為の加工なのだろうが、こんな面積が小さいものにその必要があったのかどうかは疑問。
となるとデザインの関係なのかとも思うが、お化粧直しにしては地味な手法である。

上段写真右側個体の別アングル。
これはライトバンモデルで、農園の倉庫として利用されていた。
後席ドアは、まだスライド化されていない片開きタイプ。

しかしまあ、3者共に凄いさびぐあいだ。

こちらは同個体の後ろからのショット。
ボディのサビにくわえ、タイヤは土と同化しつつあり、後部ドアも半壊状態。

最後にトップの写真と同じ個体を別アングルからもう一枚。
よく晴れた冬の朝で、東の日差しが強く、フロントマスクが丁度逆光の位置になっていた。
写真はうまく撮れないし、仕事で移動する途中ということもありパパッと、極大雑把に撮影してオシマイとした記憶がある。

先に書いたとおり、現存台数の少ない貴重なモデルであり、今思えばもったいない扱いであった。

そのときは気づかなかったが、よくよく写真を見返していると、このクルマは荷台の様子が何かおかしい。
ボディよりも荷箱の方が幅が狭く、後輪もボディより外にはみ出したガニマタ仕様となっている。
何かの改造なのか、補修の末の姿なのか、これも今となっては確認する術もない。

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