旧・ライフ
平成一桁年代位まで、比較的残存台数が多く、360cc軽としては見かける機会も多かったホンダライフ。
趣味車としてではなく、実用車として愛用されている年配の方もよく見かけたものだが、さすがに40年近い経年となった今、その姿を見ることはなかなか難しくなった。
私が旧車雑誌など読み始めた当時は、ライフが「旧車」という意識もあまりなかったような気がする。
これは前述のとおり見かける機会が多かったことと、FF、2BOXというスタイル、それにトゲがあまりない、シンプルなデザインに古臭さを感じていなかった為と思う。

家庭菜園が広がる土地の一角に、随分と以前から放置されていたホンダライフ。
最初に見つけたときには既に、このようなボロボロの状態。
そのうち写真を撮ろう、またいつか撮ろうと思いながら、今ひとつ撮影意欲がわかず、放置していた物件。

たまたま気まぐれに撮影したショットであるが、その次に通りがかった際には撤去されており、偶然のタイミングのよさに驚いた。。
なんつーか、虫の知らせってやつだったんすかね。

私の場合、撮りに行こうと思ったときにはなくなっていたという失敗談はよくあるのだが、逆のこういった事例は殆どないです。

ガラスの類がひとかけらも残っていない悲惨な状態で、車内の様子もスットントン。
元は物置か何かに使われていたのだろうが、ここまでいってしまうと、物好きなアマチュアカメラマンの被写体くらいにしか用途が思いつかない。

車内センタパネルに「CVCC」の文字が輝いている。
これってエンブレムチューンというやつなんすかね。
どーゆー風にちゅーんなっぷされているのかは分かんないです。

涙なくして見られない、凄惨な状況の廃車体をもう一枚。(笑ってはいけない)
よく訓練された皆様方なら、一発でホンダライフということを判別できると思うが、お尻の部分だけがぶった切られた状態で空き地に転がされていた。
試し切りでもしたのか、小分けにして粗大ゴミとして処分したかったのか。
まさか「駐車」しているわけではあるまい。

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