レンジャー6
レンジャー6
先日社用で大手某社の工場へと行く機会があった。
広さが東京ドーム、ウン百個分とかいうとてつもなく大きな敷地をもつ工場で、構内は四車線の道路が走り(もちろん私有地)、構内専用の定期巡回バスや、専用鉄道の線路まではりめぐらされていて、とんでもない規模の大きさに、私は口をアングリあけて感心したり、驚いたりするばかりであった。
その会社の敷地内には私有消防隊の基地もあり、そこに思いがけず年代物の日野レンジャー6Dが居てビックリしたのだが、残念ながら撮影は出来ず。
今はどこでもそうだと思うが、守秘義務だの、コンプライアンスだの、国際産業スパイ、テロリストだのの対策で、敷地内の写真撮影を厳しく制限しているところが多い。
人目を盗めば写真の一枚や二枚撮れそうな気もするが、そこまでしてネタを拾うほどの男気はないです。

で、今回は別のところで撮影した写真を紹介。
撮りのがしたレンジャー6Dと、涙目で別れを告げて帰宅したあと、そーいえばレンジャーの消防車はどこかで撮ったなぁと、写真のストックを漁ってみると、丁度同系列にあたるレンジャー6の写真が出てきた。
これは石油会社の私有消防車を敷地外から撮影したもので、10年程前に撮影したもの。
何度も書いたが、私は大型(中型も含めて)トラックの類にはそれほど興味を持っていなかったため、この時の撮影もたった一枚しか行っていない。
今考えれば、なんともモッタイナイことである。

レンジャー6は、中型トラックのレンジャーを大型登録した、いわゆる増トンモデル。
同様の増トン仕様車である、コンドル6の消防車を紹介したことがあるが、いずれも大型サイズのシャーシに、中型仕様のキャブを載せたためバランスが悪く、ちんちくりんのみょうてけれん、なんだかコミカルな姿となってしまっている。
こんな写真ではよく分からないかもしれないが、キャビンの幅に対して、バンパーとフェンダーステップがやたらと大きく張り出しているところが見えるかな。

まあ、分かってはいました・・・。

ストックの写真を引っ張り出してきたあと、「もしかしたら今も残っているかも・・」と、淡ーい期待を持ちながら、撮影場所を再訪。
やっぱり代替されておりました。
まあ、撮影当時でも30年近い車齢のクルマであったはずなので、むしろ撮影できたこと自体が奇跡的だったんでしょうな。
そう考えると、冒頭に触れた某社のレンジャー6Dは、とんでもなく奇跡的な生き残りの一台ということになる。
この手の特装車は価格の高さと、稼働率の低さゆえに長生きをするケースが多いのが常であるが、それにしてもスゴイことである。
写真は撮れなかったけど。

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