![]() 「宮古島まもる君」 |
先日沖縄県宮古島に行ってきた人から、お土産のお菓子を頂いた。 最近頂戴する旅先の土産といえば、地名などが刷り込まれた包装に、どこにでも売っているようなクッキーなどが入っているというパターンが多い。 まあ買うほうも、あげる人数が多いと、値も嵩もふくらむばかりで大変だから、こういった土産物が重宝されるのもむべなるかなとは思う。 毎度のことで、文句ばっかり言っているが、実のところ私は土産物などを買って配った試しがない、皆に好感をもたれる人と、そうではない人(つまり私のよーな人)の境目なんだろうなと思う。 で、話を元に戻して、今回頂いたお菓子の包装。 「宮古島まもる君」なる、お世辞にも可愛いいとは思えないキャラクターが何とも不思議であったので、インターネットでポンカラキンコンカン(BY JUN-CHAN)と調べてみると、いわゆるご当地名物のキャラクターであることが分かった。 (→リンク 「宮古まもる君」 Wikipedia) その正体は、警察官の姿をしたマネキン人形で「観光客に大人気」などと書かれているサイトもある。 どの程度の「大人気」なのか疑いもあるが、まあ地元では知名度が高く、また売り出し中のキャラクターであるらしい。 この世の中、何が受けるか分からん時代だから、あるいは何かのきっかけで全国区のキャラクターになる日もあるかもしれない。 |
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ほいでもって、これは「宮古島まもる君」とよーく似た、オマワリちゃん人形。 宮古島とは、海原はるかかなたの、四国の山中で見かけたもの。 実は以前にも当サイトでは紹介済みの写真なので、多少気が引けるが、ネタの枯渇に悩む私の心情を慮って、どうぞ許して勘弁してやってほしい。 |
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上の個体の顔面アップ写真。 「宮古島まもる君」によく似ている・・、というよりも、同じメーカーが作った、同じ製品であると思う。 色がはげやすいのか、事後に補修塗装が施され、ケッタイなご面相になっているところも同じ。 闇夜でみたら、結構コワイと思う。 |
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上の個体から、さほど離れていない集落に置かれた、同型のオマワリちゃん。 これも既出の写真であるが、臆面もなく使いまわし。 ただ、極僅かにアングルを変えた別カットを使用しており、ノミのような心臓の私の苦悩を察して、ゴメンして見逃してください。 |
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お顔のアップ。 こちらは多少絵心のある人が手がけたのか、なんとか見られる程度の顔つきにはなっている。 彼の視線の向こうにあるのは、なにやどやら。 |
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仏の顔も三度まで、という言葉があるが、恥ずかしげも無く、一度に三回も既出写真を使うという大暴挙。 しかし二度あることは三度あるという言葉もあるな。 恥かきついでに、もう一体のオマワリちゃん人形を再掲出。 |
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上の二体、また「宮古島まもる君」とは違うタイプの、オマワリちゃん人形さん。 70年代的なハンサム顔かな。 オリジナルなのかどうかは不明だが、こちらは色のさし方がかなり凝っており、クチビルあたりの塗り訳は、惚れ惚れしてしまうような仕上げが施されている。 タミヤの1/35あたりで鍛えられたモサが関わっているのかもしれない。 |
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さて既出写真ばかりが続いたので、最後は本邦初公開のおNEWな写真を紹介したい。 中秋の名月の頃、月の光に妖しく浮かぶ人の影・・。 |
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で、いきなりドアップ。 「宮古島まもる君」とは違い、あまりメンテをしてもらっていないのか、色がハゲハゲで、胸のあたりには穴まで開いている。 |
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顔のアップはかなりコワイ。 帽子は黄色く塗られていた形跡があるが、工事用のヘルメットみたいで、あまり良いセンスとはいえない。 |
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だいたいこんなイメージで、路傍で24時間立哨中であります。 これは本気で子供が怖がりそうだ・・。 |
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最後まで辛抱強くご覧くださった貴方にサービスカット、うっふん。 銘菓「宮古島まもる君」の中身はこんな感じです。 これまた前にも書いたが、カー雑誌「ドライバー」の読者投稿ページで、この手のオマワリちゃん人形、もしくは看板を探してみようという企画があった。 絶対数が少ないためか、読者ウケが良くなかったのか、さほど盛り上がることなくポシャってしまったような記憶があるが、今も残るオマワリちゃん人形などを集めれば、意外に盛り上がるかもしれない。 そうすれば「宮古島まもる君」が全国制覇を果たし、脇にひこにゃんだの、くまもんだのをはべらす日が来るのかもしれない。 |
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