フォルテでフォ
これまた以前にも紹介した三菱フォルテトラック。(以前の紹介記事)
以前の記事は10年以上前に書いたもの、その頃はナンバーもついた現役車両であったが、今回はナンバーを剥ぎ取られた廃車後の姿。
当時の姿と見比べると、グリルセンターのMマークが破損している所がなんとも物悲しい。
しかし、フェンダーミラーの特徴的な調整方法は現役当時のまま。
ちょっとこういう使い方は見たことがない、まあ個性の時代だ、いいんじゃないかい。

このフォルテ、私の実家と同じ村内にある牧場で使われていた車であるが、稼働率はそれほど高くなく、いつも牛糞を集積した大屋根の下で、広々とスペースをとって昼寝をしていた。つうか動いている姿を見たことなかったなあ。
ある日、定位置から忽然と姿を消したかと思うと、やはり同じ村内の某所にナンバーなしの状態で登場、しばらくこの状態で放置されていたが、またひっそりと姿を消した。
運転席の窓ガラスに「イボキン」という文字が白ペンで書き込まれていたが、これは地元の大手スクラップ業者の社名。
彼の運命を推して知るべし。
今頃は立派に生まれ変わっていることでしょう。

後ろにまわると、右テールランプも破損していた。
フロントのマークの破損と共に、人為的な損壊だろーなー。

たまたまフォルテ4WDのカタログが手元にあったので、説明を追記。
それによるとこの時期のフォルテ4WDは、カスタムとデラックスの2グレード。
カスタムは、ハイラックス、ダットサン、ファスターの上級モデルと同様に、RVカラーを打ち出した上級版。
内装はフルトリムでバケットタイプのシートが付き、黒いボディには派手なストライプテープが入る。
写真の車はデラックスグレードだが、カタログによるとボディカラーはパールホワイト、・・・?。
どう見てもソリッドカラーの白色なのだが・・・、どうも「パールホワイト」という名の白色ということみたい。
今だとこういう手法は通用しないね、きっと。

最後に、この角目2灯式のフロントマスクについて。
手元にある自動車ガイドブックで見てみると、この角2灯タイプは4WD車の装備だったようで、同時期の標準2WD車は、丸目4灯式のフロントグリルとなっている。
1983年(昭和58年)ごろのマイナーチェンジで、両者共通の角目4灯タイプに変更の上、CIマークもMからMMCに変更された模様。
資料が自動車ガイドブックの少ない写真だけなので、ちょっと怪しいですけど。