世界の車窓から
私は鉄道マニアでもある。
というか、草ヒロマニア、旧車マニアで、鉄道マニアでもあるという人は多いような気がするのだが、如何なものだろう。
私の場合、元々自動車も鉄道も大好き、幼少時に阪急電車や山陽電車の姿を毎日見ながら育つという環境下にあり、さらにブルートレインブーム、少し長じてからは国鉄民営化前後の鉄道ブームというビックウェーブを見事に浴びて、あちこち鉄道旅行をしたり、鉄道写真を撮ったりする、しょーがない大人になってしまった。
まあ、最近の気合の入った鉄道マニアに比べれば、カスみたいなもんだと思いますが。

そんな鉄道マニアが草ヒロ撮影などに手を出し始めると、さらに程度の悪いマニアになってしまうわけで、車窓を眺めていても「あっ、あそこに廃車体が!」などと気が散ってしまい、始末の悪いことこのうえない。
しまいには車内からデジカメで撮ってやろうと、カメラを構えたりすることもあり、みっともないというか、子供じみた遊びだなと、自分でも思わざるを得ない。

で、走行する列車車内から撮った一枚が、今回紹介する写真。

在来線の、比較的ゆっくりと走っている列車車内から撮った写真であるが、被写体を見つけてから、電源を入れ、カメラを構えてファインダーに収めるという作業は、なかなかに難しい。
私の技術ではこれが精一杯。

2代目サニー、B110のライトバンではないかと思うのだが、どがいじゃろね。

これも在来線のローカル電車に乗っていて、見つけた一台。
つうか、この類の芸当は、低速で走る、ローカル線でしかできないだろうと思う。
新幹線の車内からだと、見つけても撮れないです。
新幹線沿線で、キャラバンの古そうな廃車体が見える場所を知っているのだが、あれは無理、ムリムリムリムリカタツムリ。
カシオの高速度シャッターカメラでも買えばいけるかもしれないけどね。

比較的特長的な姿をしているので、上の写真で車種がお分かりの方もいらっしゃるはず。

初代のミニキャブですな。

冬の夕暮れ時ということで、スローシャッターしか切れず、流れる被写体がなんとも無念。
まあピントもあってないし、フレーミングも全然なってないしで、ヒドイ写真であることは間違いない。

さらに程度が悪くなる・・。

腕云々以前に、こんな写真を披露すること自体が間違っているような気もするが、まあ許してちょーだいな。

この写真で車種が特定できる人はいないだろうと思う。
第一撮った本人自体が分からないんだから・・・。

違う分野の趣味になるが、写真を趣味にしている人や、レトロなホーロー看板などを撮り歩いている人のなかには、列車内から目的物を探したり、ロケハンをしておいて、後日「採集」に訪れるなんて人も居るらしい。

私も似たようなことをやったことがあるが、お互いに遊びとはいえ、ご苦労さまなことだと思う。

これもお見せするだけの価値があるのかどうか、はなはだ疑問ではあるが、臆面もなくのせておくこととする。

一枚上の写真と同じ列車内から撮った写真であるが、進行方向側に古そうなバスの廃車体を見つけ、あわててカメラを取り出し、過ぎ去りし方向にカメラを振って、なんとか確保した一枚。
側面窓の上段が固定された、鉄道マニアが言うところのバス窓タイプの廃車体。
私には価値もなんも分かりません。
またこんなヒドイ写真では、いくらバスマニアといえども価値を見出すことは無理でしょう。

改めてお断りするのもなんですけど、私の行為には、若干の脚色を加えているので、お間違えなきよう・・。
実際はカタギのお客さんの迷惑にならないよう、また、人目が気になるので、よっぽど車内がすいているときにしか、こういうことはやってません(やってることはやってるわけですが・・)。

まあ、信州に仕事で出かけた際、車窓から410ブルーバードのおいしそうな廃車体が見えた時などは、つい理性のタガが外れてしまい、隣に座っている人のことなど忘れて、窓ガラスに顔を押し付けてガン見してしまい、ものすごーく奇妙な顔をされてしまった、なーんてこともありましたけどね。

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