あのへん
私は目が悪いので、遠くにあるものを判別することが苦手である。
それでも、遠くに僅かに見えた廃車体の姿を見て、あれは古そうだなとか、いや最近のクルマだなと判別できるのは、ぼんやりと見えている輪郭などから、大体の年代を判断しているのだと思う。
但しこの判断能力なんてのも適当なもので、古そうな廃車体を高台から見つけ、迷路のような農道を延々と走り続けてなんとか対面すると、最近の660cc軽だったりすることも度々である。
最近は高倍率の望遠レンズを持つデジカメが出回っていることもあって、その場で対象物をひきつけて確認なんて芸当も出来るようになったが、デジカメの小さなモニター画面では確認しきれないこともあるので、やはり足で近寄ってというアプローチがベストなのは確か。

今回の写真は、山深い某地方、谷間沿いの交通が殆どない道路から撮った一枚。
写真中央奥、渇水期で水が少ない川原の向こう岸に、なにやら白い物体が鎮座しているのがお分かりか?

ずーむ

ちょっとアップ。
なんとなく古そうなクルマだなという雰囲気は分かっていただけると思う。
この時点で車種が分かった人はスゴイ。

さらにずーむ

撮影したのは冬の午後、場所が谷間の底ということもあって、この時点でかなり薄暗くなっていた。
つまりピントが甘いのと、手ぶれしているのは私の腕が悪いからだけではない。

写真の腕云々以前に、川原を越えて、接近して写真を撮れよという声が聞こえてきそうだが、道路は川原よりかなり高い位置にあり、まず川岸にたどり着くことが大変そう。
それに川岸に降りても、あんなゴロゴロした岩場を越えるのは大変そうだ。
つまり面倒だったんだな。
草ヒロは好きだけど、命張ってまで趣味に生きる根性はないです。

いっぱいいっぱいずーむ

はい、もうお分かりですね、廃車体の正体は、ケンメリスカイライン。
私の安デジカメのモニターでは、拡大してもはっきりとディテールの確認が難しかったので、確信をもって確認できたのはパソコンのモニターで拡大してから。
やっぱり命がけで接近して、記録してたほうが良かったのかしらん。

山奥の川原に、何ゆえ放置された廃車体があるかであるが、これは事故車ではないかと思う。
この川沿いの道路をさらに奥に進んでゆくと、かつて林業で栄えていた集落と、ダム湖が有り、その近辺は川床からかなり高い位置に道路が走っている。
その道路から転落したクルマが回収されないまま(回収できないまま)、大雨などでドンブラコッコと流されてきたのでは・・。

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