![]() 船場 |
| ここ数年、年に数回程度のペースで、大阪市中央区某所へと社用で出かけている。 JRで大阪まで出て、梅田から地下鉄で本町駅か、堺筋本町駅で下車、中央通り南手の目的地まで徒歩というのが毎回のパターン。 用向きは伏せるが、あまり楽しくない、いや、ハッキリ言うと憂鬱な出張で、毎回暗ーい顔をしながら出向いている。 そんな中で僅かに楽しみとしているのが、地下鉄駅からの移動中に眺める、「大阪船場」の情景。 船場は、古くから商都大阪の中心として栄えてきた街で、商社や問屋が密集していて、独特な雰囲気がある街。 私がいつも通る場所では、高速道路の高架下に長く延びた「船場センタービル」が特に興味深く、テナントの小さな個人商店を横目で見ながら、歩きぬけるのが面白い。 今回トップに出した写真は、船場センタービルを出て、少し南に下がったサンウェーブの社屋壁面に飾られた、昔の船場の写真。 問屋街の道路にトラックがあふれかえり、縦横に行き来する人、商品が山積みされた店先、当時の熱気が伝わってくるような、活気に満ちた往時の写真。 トヨエース、スライドウィンドーのマツダK360、マツダDトラック(ロンパーじゃない、よね?)あたりの姿が見えるところを見れば、昭和30年代半ばから後半というところだろうか。 |
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![]() 地下鉄本町駅 |
| 大阪市営地下鉄本町駅にも、昔の船場の町並みを写した写真が掲示されている。 前述の船場センタービルは、大阪の中心を東西に横切る、中央大通りの立ち退き移転地として設けられた建物であり、大阪万博開催にあわせて、1970年(昭和45年)に完成をしている。 本町駅の掲示では、簡単にその経緯が紹介されていて、建設前の問屋街の写真と、建設当時の写真があわせて掲示されている。 もう30年弱前の話になるが、この建設移転交渉の様子を題材にした、NHKのドキュメンタリー放送を見たことがある。(1970年当時に放送されたものの再放送) そのなかで移転に反対する商店主が「万博は半年、ドブイケは○○年(年数は忘れた)」と言っていた台詞が印象深かった。 丼池(ドブイケ)は、船場の中の町名 |
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| 上の写真の部分アップ、こちらも活気を通り越して、混雑の状況がすごいことになっている。 もちろん混雑している時間帯に撮った写真なのだろうが、あふれんばかりの熱気が伝わってくるステキな写真。 こちらは昭和40年代に入ってからのものだろう。 左側写真は手前からパブリカ、レンジャー、キャリィ、マツダTトラック。 レンジャーは、関西圏の人なら覚えている人もいるであろう、懐かしの新日本運輸のクルマ。 右写真手前のバンは、コロナだろうか、後はハイゼットキャブくらいしか判別できない。 左端の電柱に、「吉兆」(料亭船場吉兆の前進)の看板が見える。 食品偽装に関連して廃業してからもしばらく建物が残っていたが、去年訪れたときには解体されて跡形もなくなっていた。 今回の写真は、いずれも携帯電話のカメラで撮影したもので、ひどく歪んで写っている。 別件の写真で、同様の事を同僚に説明していたら、「持ち主の性格も歪んでるからね」と言われたことがある。 なかなか上手いことを言うもんだと感心した次第。 | |
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