問題なし
前にも書いたが、私が草ヒロ探訪などと称して熱心に写真を撮り始めたのは、HPを開いた1999年頃のこと。
今思えば、その頃はどこへ行っても新しい獲物が見つかったものだし、アッと驚くような珍品に出会う機会や期待もまだまだ有ったような気がする。
廃車を高く野積みした解体屋なども多かったし、古いクルマばかりを積み上げた、70年代、80年代から時が止まってしまったような、私達マニアとっては夢のようなヤードも少なくなかった。
私が活動する範囲でも、そんな「桃源郷」のようなヤードが何件か有ったのだが、ある時期から急激に撤去が進み、かつてのような威容を誇るヤードは全滅状態となった。
金属価格の高騰が第一の理由なのだろうが、付近を通りかがるたびに「まだあった」「まだ大丈夫」とささやかな楽しみを得ていた私にとっては、なんとも悲しい別離の機会ばかりが増えてツライツライツライ。

さて、今回紹介するのは、辛うじて、奇跡的に、運良く、2011年年末の段階でも生き残っている、古いクルマばかりを積み上げたヤードでの一枚。
イタズラと思しき外傷が気にかかるが、それを差し引いてもかなり嬉しい度、稀少度の高いスバル1000。

タイヤが外されており、前輪駆動部があらわになっている。

「ブレーキなし?」

・・・、
「ツマンネーよ」という突っ込みの声が聞こえてきそうだが、これがかの有名なインボードブレーキ、センターピポット操舵方式であります。
説明は・・・、私自身あまりよく理解し切れていないので、説明は省略。スバルマニアにとっては、まあとにかくアリガタイ機構なのヨ。(多分)

説明はここらへんが簡単で分かりやすいですかね。(リンク)

今回の主役スバル以外にも、フェロー、ファミリア、箱スカなど、多彩な仲間達が彩りを競う。

この場所は、区画整理の計画地にかかっており、この姿を見られるのも、もう長くはない。
ここがなくなると、私が把握している限りでは古いクルマが残っているヤードは全くなくなってしまう。
まあこんな時世じゃショーがないね。

私の持ち物ではないので、ケチをつけるわけにもいかないからね。
まあショーがないねー。