隠岐海士交通
今年(2011年)秋、友人と3人連れで、隠岐の島へと旅行に行ってきた。
週末を利用しての一泊のみということで、「島前」と呼ばれる西ノ島、中ノ島のみの訪問だったのだが、ひと気の少ない離島の風景と、国賀海岸に代表される雄大な景色が素晴らしく、いつもの旅行とは一味違う印象をもった、楽しい旅であった。

交通の不便な離島ということで、取り残された「草ヒロ」なんかもいるかも・・・なーんて、甘い期待もいくらかはあったのだが、この期待は見事に外れまくり、廃車体として見かけたのは比較的新しい年代のものがチラホラ程度。
古そうな物は、中ノ島で撮影した、この廃バスくらいだったろうか。

中ノ島・海士町で撮影した廃バス、「隠岐海士交通」という地元バス会社の廃車体。

大型のフロントガラス、フロントのヒゲ飾りを見て観光バスかと思ったのだが、近づいてみると2ドアの路線車。
三菱ふそうのマークが付いてたので、辛うじてメーカー名のみ判明したが、形式名はわかんないです。
いろいろとネット検索してみたんですが、途中であきらめました。
独自仕様なのかな?

屋根には「Oki Ama Kotsu」という筆記体のサイン、昭和の香り漂う懐かしいセンス。

農具の倉庫として利用されているらしい。

同じ島内でもう一台発見。
同じ仕様のようなので、同時期に導入され、同時期に廃車になったものなのだろう。

こちらは行先表示幕が健在で、菱浦、海士という表示が見える。
車体はこちらの方が痛みが激しく、ヘッドライト周りの鉄板が崩壊しそうになっている。
車内にまで草が入り込んでいるところを見ると、湿気が多いんだろうね。

しかしまあ、我ながらあっぱれな、感心したくなるひどい写真ですこと!

隠岐海士交通については現在も営業中であるが、公式HPがなく、ネット上にも詳細情報が落ちていない謎多き会社。
完全な地元密着型で、観光ニーズが殆どないこと、会社として小さすぎることもあるのだろうと思う。

西ノ島の現在の人口は2,000人強、このクルマが活躍していた20年、30年前ならもっと多かったのかもしれないが、それでもバス会社が存続していくには厳しい環境だと思う。
おそらく2台か、3台のバスを運用している程度なのだろう。

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