![]() コンテッサ |
| 日野コンテッサ(クーペ)というクルマをはじめて知ったのは、小学生の頃に買ってもらった、子供向けの自動車図鑑だった。(昭和50年代初め、小学館の自動車入門という本だったと思う) 低くスマートな車体、横一線に走るサイドのプレスライン、独特な印象のグリルレスフロントマスク、トラックメーカーであるはずの日野の乗用車、子供心にもどこか心ひかれるクルマとして印象にのこったことは覚えている。 子供にして、コンテッサのデザイン云々とは、マセた生意気なガキだ、話が出来すぎているなどと思う人もいるだろうがさにあらず。 当時の私は名車117クーペの美しさが理解できず、ヌメヌメカーなどといって嫌っていたくらいで、美的感覚は悪いほうだし、本質ではなく、変な方向への趣向が偶々シンクロしてしまっただけのことと思っている。 えー、いつもながらの脱線トークとなってしまったが、ずっと後年になってからも、このコンテッサというクルマは気になる存在であったのだが、如何せん生産終了が1967年(昭和42年)と古く、日野が小型車から撤退したこともあり、長らく実車を見かける機会には恵まれなかった。 初めて実物を見たのは石川県の自動車博物館でのこと、それ以降では旧車イベントでクーペモデルを一回、そして廃車体を一台と、数える程度。 今回写真を紹介するのは、上で述べた廃車体の一台。 全体的によく痛んでおり、特にフロントマスクのサビがひどいが、オリジナルの姿はよく残っていると思う。 フロントの日野マークがウィングマークになっているものは初期のタイプで、このタイプは珍しいのではないかと思う。 長年保管されていたものを、愛好家が引き上げてきたのだろうか。 |
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上でも書いた、日本自動車博物館の展示車両。 私が行った時は、セダン、クーペ、MARKIIを名乗る試作車の3台が展示されていた。 写真は手前からセダン、クーペ、セダンMARKII。 青みがかかった上品なシルバー、落ち着いた渋い印象のブラウン。幾分派手なイメージもあるが、あざやかなブルーメタリック。 どれもよく似合っていると思う、ここまできたらひいきの引き倒しというところだな。 但し、三者共、オリジナルカラーなのかどうかは不明。 |
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セダンMARKII コンテッサの改良版として試作されたモデルだったようですが、トヨタとの提携が決まり、日野が小型車から撤退したためにお蔵入りになったもの。 確か特集記事を載せた雑誌があったはずなのだが、どこかに行ってしまって見つからない。 ノスヒロかオールドタイマーじゃないかと思うので、興味ある人はバックナンバーをひっくり返してみるといい。 |
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