あなたなーらーどーするぅー
いやー、今年の夏は(も)暑かったですな。
全国一千万の草ヒロマニアの皆さん、今夏の収穫は如何でしたか!?
サイコーですか!?

私?
えー、あー、まー、うん。
暑いから、あんまり出歩いてないです、これ以上頭が温まって、更にオメデタくなってしまってはタイヘンだ。
というわけで、今回も相当昔に撮った写真を蔵出し。

某地方の田舎道を疾走中、大きな大きな野っ原の中央に、車体の一部だけが僅かに見えているマイクロバスを発見。
道路からは相当離れた場所にあり、周りはものすごい勢いの夏草で囲まれて、近づくことも難しそう。
車体の見えている箇所は、側面の一部のみ、せめてフロントマスクか、リアエンドが見えれば車種が特定できるのにと、悔しがり、夏草の壁を前にしてウロウロ。
シビリアンかなー、エコー?、コースターかなー、パークウェイじゃなさそうだけど、'70年代のものでは間違いなさそうだし、とんでもない珍品で撮り残しでもしたら、一生の悔いが残るなあー、どうにかして車種が確認したい!写真も撮りたい!!

さて、あなたなーらーどーするー?

私の行動は・・・。

強行突破ですよ。
胸元まで、時には背丈ほどもある草を掻き分け、ツタを引きちぎり、前進前進また前進。
かなりの悪戦苦闘の末にたどり着いたのは、車体のリア側。
そこに貼られていたステッカーを見てガックリ。

「シビリアンかー」

車体の周りだけではなく、車体自体にもツタやらなにやらが、いっぱいこびりついており、フロント側へは移動できず。
これ以外の写真は一枚も撮れない有様で、やぶ蚊やら、草いきれに蒸されて、長居も出来ない状態だったので、正にほうほうの呈で道路側へ退散。

道路に出て自らの姿を見てみれば、服は草の汁と葉っぱだらけ、靴は泥まみれと、努力の割りに報われない結果にガックリ。

これだけじゃあまりにも愛想がないので、別の場所で撮った同型車の写真をサービス。

文中「シビリアンかー」と書いた趣旨についてだが、何故か私はシビリアンに縁があるらしく、同時期のマイクロバスの中では一番よく見かけるため、珍品度という尺度では、レベルを低く見積もってしまう傾向があり、期待はずれという意味もあって、当時そう思ったというところ。

この写真を撮った当時から、10年弱の時が過ぎてしまったが、草ヒロ消滅の危機が進む今では「シビリアンかー」などと言えないような状況になっている。

そしてすっかりと衰えて年寄りになってしまった私は、「あの頃のワシは若かったのぉー」などと、当時の馬鹿馬鹿しい行動を懐かしんで茶をすすっている。
今あれと同じことやれと言われても、やらないよ。

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