風見鶏
30年から40年ほど前だろうか、自動車の廃車体をポールの上や、建物の高いところに上げて、看板代わりにすることが流行った時期があった。
車体はVWビートルや、アメ車といった目立つクルマの他、ごく普通の国産セダンだったりと、記憶にある限りでも色んなパターンがあったと思う。
往時のもので、今の今まで残っているものは少なく、あまり新設される例もないようなので、現存するものは少ないと思う。

今回の写真は、そんな貴重な看板車体の生き残り。
昔ながらのカー用品店の屋上で、ボロボロになりながらも現役続行中の風見鶏・コロナマークII。
1990年代中ごろ、この前の国道を頻繁に通行した時期があり、その頃からあったのは確かだが、いつ頃から上がっていたものなのかは不明。
痛み具合からみるに、80年代からのものなんだろうなあ。

望遠レンズでのアップ写真。
相当にサビが進行したボディと、ツヤツヤと光り輝くホイールキャップのギャップが面白い。ステンレス製か何かかね。
後部ドアが失われて、なにやら植物が生えている。

これも記憶が確かではないが、10年近く前に見たときに、既にバックドアは無かったように思う。
これだけボロボロになっているところを見ると、朽ち果てて下に落下した・・・?((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

まあ、そういう安全上の問題もあるので、この手の看板は廃れてしまったんだろうね。

最初に見かけて以来10有余年、通りかかるたびに気にしていた物件であるが、昨年通りかかった際には店舗が閉鎖されており、彼の運命が気にかかるところ。

店の方にはなんともいえない怪しげな雰囲気があり、結局入れずじまい。
無線や、トラック用品など、トラッカー御用達の店だったらしく、現役時はよく大型トラックが何台も停まっていたものである。

廃業して無人となり、廃墟化が進む店舗。
2階のショーウィンドーには、片足がもげたマネキンと、ピンクタイガーのぬいぐるみ。

うーんあやしい。

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