ランバン
昭和48年(1973年)登場の、初代ランサーのライトバン。
ランサーエボリューションが「ランエボ」なら、ランサーバンは「ランバン」と言っても良いじゃないかと思うのだが、この提案如何?
現行のランサーカーゴなら、「ランカゴ」か・・。

初代ランサーは、昭和48年(1973年)から昭和54年(1979年)まで生産された小型セダン。
ずっと後年になってから知ったのだが、ライトバンモデルに限っては、昭和60年(1985年)まで生産が継続されており、10年以上という長いモデルサイクルを保っていた。
これは初代ランサーの後継モデルとなるクルマ、ランサーEXにライトバンの設定が無かったため。

このモデルは、自動車大好き少年だった私の子供の時期と重なる、馴染み深い世代のクルマなのだが、デザイン的にはあまり好きではなかった。
ボンネットがフェンダーライン(ヘッドライトの位置)よりも一段下がっている所、メッキリムに囲まれた出目金ヘッドライトなどは、大昔のクルマのように見えたし、セダンのテールランプも、初期型の縦型テール、中期型のLテールは癖が強い感じで、好きにはなれなかった。
ギャランシグマ・ラムダと同じ会社なのに、なんでこんなにカッコ悪いんだろうとか、ランサーEXが登場したときに、旧型と比べてなんと近代的なデザインだろう(もちろん当時のこと)などと思ったことは覚えている。

1970年代のアメ車あたりをモチーフにしたようだが(フォードピントとか?)、オーソドックスなデザインが多い三菱車にあっては、かなり個性的なデザインだったと思う。

今回紹介する個体は、前期モデルに当たる昭和51年(1976年)以前のモデル。
搭載エンジンは1200ccと、1400ccの二本立てで、セダンにはあった1600ccモデルは未設定。

後部から捉えた写真では「1400」「GL」のエンブレムが見える、恐らくバンの上級モデルだったのではないかと思う。
テールゲートの、ナンバープレート位置左右に付く飾り板も、ライトバンとしては、なかなかのゴージャス装備。
フロントグリルには、オプション装着されたフォグランプも確認できる。
現役当時はデラックスなライトバンとしてならしたんでしょうな。