
ジムニー55
| 「ジムニーはボロがデフォ」、いつ頃だったか、某所掲示板にてこの台詞を目にしたとき、思わず「コーヒー吹いた」覚えがある。 ここ10年、15年ほどのモデルはともかく、それ以前のジムニーというと、たいていサビが出ていて、いかにもポンコツといった外観のクルマが多く、今となっては時代錯誤な2サイクルエンジンの音と、排気煙も相まって、いかにも時代がかった雰囲気があった。 ここまでジムニーのオーナーの方に、あまりに失礼すぎる物言いになってしまったので擁護しておくと、ジムニーは年数が経っても大事に乗り続けられている個体が多いと思う。 年数が経てば老朽箇所が目立ってくるのが当然、1980年代までのクルマといえば錆びやすいものが多かったし、逆に20年、30年経ったクルマを、現役で使い続けていることを賞賛すべきだとも思う。 冒頭の台詞も自虐的ではあるものの、どことなく誇りを感じさせる台詞である、とまでいうとさすがに大げさか・・。 今回の写真は、エンジンが550ccとなった初代末期のSJ10V型モデル。 初代ジムニーというと、グリーンと黄色系のイメージが強いが、このクルマは贅沢なメタリック塗装。 確か、キャリィバンにもこんな色があったような気がするが、ジムニーでこの色は珍しいと思う。 純正でなく、塗り替え塗装したクルマだったら、俺様赤っ恥なんだが、大丈夫だろうな・・。 つぶらな瞳、と言っていいのかどうかしらんが、小振りなテールランプがとってもキュート。 でもこの意匠を見ると、キャリィのテールランプが先に思い浮かんでしまう私。子供の時の印象は、キャリィの方が強かったからかな。 バンパーになにやらクサリを付けられ、逃げられないようなっている。まさか盗難防止チェーンではあるまい。 このクルマが新車販売されていた頃、私はクルマ大好き小学生。 ジムニーは自動車図鑑の類では必ず紹介されていたクルマだが、街で見かけることは殆どなかったように思う。 当時私が住んでいたのは温暖な土地の都市部であり、実用目的では必要のないクルマだったし、趣味で四輪駆動車に乗る人など稀な時代だったからだろう。 その後、父の実家のある山間の僻地に引っ越すと、そこそこ日常的に目にするようになったが、頻繁に見かけるようになったのは、やはりSJ30(宇宙刑事御用達)が出て以降からではないかと思う。 |
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