執念

後ろ姿で失礼。

既に10年近く前の話であるが、偶然私の目の前を通り過ぎた古ーいトラック、マツダE2000トラック。
出先で仕事中の出来事で、目の前をあっさりと通り過ぎただけでカメラも無く、カメラがあったとしても構える余裕さえない状態だったので、みすみす捕り逃してしまい、一度は涙を飲んであきらめた獲物。

しかしここからが私の執念だか、妄念の発揮の場。
車体に記載された「○田材木店」という記憶を元に電話帳検索。
町内ではみつからず、隣の大きな市まで出かけていって公衆電話ボックスで検索、そして遂にそれらしき会社を発見!。
当時はカーナビを持っていなかったので、ネットの地図で大まかな場所を特定、後はその近所にまで車で出かけていってウロウロ。
あきらかに、もろに、あからさまに不審な人物といった雰囲気であるが、警察のお世話になることもなく、ようやく目的地に到着、撮影した写真が今回の一枚。(長いネー)

これまでにも何度も書いたが、こういったエネルギーをもっと役に立つことに振り向けられていれば、もっと偉い人になれていたのかもしれんなー、とつくつぐ思う。

それではちょっとだけ真面目な解説。
今回紹介する「マツダE2000」は、1964年(昭和39年)に登場した2トンクラスのキャブオーバートラック。
それまで主力だった3輪のTシリーズ、セミキャブオーバーのDシリーズに代わってマツダの主力モデルとなった。
後年のマツダタイタンシリーズへとつながるモデル。
途中、排気量をアップさせたE2300、2500ccディーゼルエンジンのE2500など追加して、3トンクラスまでカバーするモデルへと発展。豊富なバリエーションを取り揃えたが、これ以上あまり細かく解説する知識がないので割愛。

「○田材木店」は、このときに訪ねたきりなのだが、商用車の排ガス規制区域内であったので、おそらくこのトラックは残ってはいないだろうと思う。
結局フロントマスクは拝むことが出来なかった。

凛々しい(?)フロントマスクを見せる写真は、別の時期に撮った、「○田材木店」とは別の個体。
はっきり言います、子供の頃、このフロントマスク嫌いでした、怖かったです。
どこかで「むき歯の潔くんみたいだ」(漫画ハイスクール!奇面組の登場人物)という記事を見かけた記憶があるが、ピッタリ!
今回紹介したのは後期型であるが、前期のタイプはグリルの網目模様が細かく、より「潔くん」ぽく見える。

右側に掲載したのは、工事現場などでよく見かける立て看板。
昔から、マツダEをデザイン化したものだろうと思っていたのだが、いざならべて見ると全然違うじゃん。(でも一応のせておく)