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毎年新年1月に開催されている、旧車の祭典、ニューイヤーミーティングに行ってきました。 前々から行ってはみたいと思っていたものの、開催地が東京ということでなかなか足が向かず、今回が初めての参加。 当日は天候に恵まれ、気温もさほど下がらず、なにより普段見かける機会のない、珍しいもののオンパレード、てんこもりで、なんとも楽しい時間を過ごしてきました。 | |
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旅のスタートは夜行列車から。 本来は土曜日に移動を開始して、寄り道を楽しみながら東京へ。前泊して会場へと目論んでいたのだが、急遽土曜日が出勤となり涙々。(こんなんばっかり!) 節約モードで夜行バスを利用しようかと思ったのだが、仕事の終了時間との関係で利用できず、結局JRの夜行列車サンライズ号を利用。 それでもいくらかは浮かそうと、寝台ではない「のびのび座席」車を予約。(フェリー二等船室と同様の雑魚寝形式) これだと寝台利用よりも6,000円ほど安く、新幹線とくらべても3,000円ほどは安く移動できる計算になる。 |
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東京駅へは7:08着。 新橋駅へと移動し、コーヒーを飲もうとするが、日曜の早朝のこととて、開いてる店もなく、かろうじて開いていた立ち食いうどんの店でうどんなどをすする。 新橋から新交通システム「ゆりかもめ」に乗って、会場最寄の「船の科学館」駅着。 ホームから、白く雪化粧をした富士山の姿が見えた。 そしてその反対側が、お目当てのニューイヤーミーティング会場。 開場の1時間ほど前だったにも関わらず、入口には長蛇の列が出来ていた。 |
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会場前の道路を行くクルマ達。 参加車両のほか、ギャラリーのクルマも旧車が多く、時代が逆戻りしたような雰囲気を見せる。 また、爆音仕様の改造車も多く、やたらと空ふかししてみたり、スキール音をたててみたりと、マナーがよろしくない。 彼らはイベントに参加するわけではなく、毎年ここでこうするのが風物詩(?)になっているんだとか。 |
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以下、私が気になったクルマ、個人的に好きなクルマを個別に紹介。 初期型のフローリアン。 いすゞでは、ペレットが多数参加しており、特にセダンの姿が多く見られた。 |
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![]() 贅沢なコンテッサセダンの並び。 |
![]() カタログから抜け出たような雰囲気のスカイライン。 |
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見るからに時代がかったデザインが目をひくトヨペットマスターライン。 荷台に乗るのは、1954年(昭和29年)製のオートバイ「トヨモーター」。 となりの黄色いクルマは、このシリーズの最終型となるクラウンピックアップ。 これも十分に大物なのだが、元祖マスターラインの隣では、影も薄くなりがちか。 | |
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窓ガラスが粉々になってしまっているダイハツデルタ。 ガムテープでテーピングされ、余白に「求ム フロントガラス」と書き込まれている。 まさかこの状態で走ってきたとは思われず、アクシデントでもあったのだろうか・・。 |
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これまた大物登場。 ダルマの愛称が付いた、初代コロナ。 となりの2代目コロナと共に、当時物の古いナンバープレートをつけている。 |
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![]() 時代順に並ぶコロナライトバン。 |
![]() よこ4灯のセドリックもズラリ。 |
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ルーチェとカペラ。 いずれも地方都市などでよく見かけたタクシー仕様車。 コスプレタクシーなのか、ガチのタクシー上がりなのかは分からないです。 注)ナンバーは展示用のものらしいので、雰囲気を活かすために修正せず掲載しました。 |
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初代前期型のバイオレット。 これもまたタクシー装備を施された個体。 あまり詳しくはないが、ホイールキャップやタイヤなども、かつての仕様そのものらしい。 バイオレットのタクシーについては、リアル世代の記憶はないが、昔の写真ではよく見かける存在であり、相当数が出回っていた模様。 注)ナンバーの扱いについては上と同様。 | |
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HPの開設当初、掲示板によく書き込んでいただいていた「青い表MOVE」さんの水冷R−2。 ご本人には、以前兵庫県に来られたときにもお会いしており、10年振りくらいの再会。 水冷タイプは稀少モデルということで、注目度は上々、見学者が途切れることがなかった。 | |
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後期型のレオーネクーペ。 純正色かどうかは知らないが、イエローのボディカラーが実にあざやか。 ステッカーやエンブレム類も欠損なくそろっており、当時の雰囲気そのままの素晴らしい個体。 |
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シール大好き こういったステッカー類が大好きな私にとって、イベント会場で変り種ステッカーを見つけるのも、また楽しみのひとつ。 このキャラクターはどこかで見たような、見ないような。 手塚治虫のキャラクターですかね? |
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フリーマーケットをのぞくのもまた楽し。 ただ、今回は予算の関係と、ガラクタの増殖抑制ということで、事前に気持ちをセーブしておく。 特にカタログと模型・ミニカーの類はご法度。 ・・でも、やはりくだらないものを何点か買い込んでしまい、あとから後悔・・。 写真はレックスのシガレットケース、これはかなり心引かれたが、値札が付いておらず、怖すぎて手が出せず。 その他にも古本で、「小杉二郎・わがインダストリアルデザイン」という本があり、これも値札が付いていなかったので尋ねたところ「8,000円」ということで、やはり手がでなかった。 |
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ゆっくりと楽しんで会場を辞したあと、すぐ隣の岸壁で保存されている、初代南極観測船「宗谷」を見学。 昭和60年ごろだろうか、宗谷の歴史を題材にした「宗谷物語」という教育アニメが地元テレビ局で放映されており、えらく感動というか、感じ入ったことがあり、ここは以前から訪れてみたかった場所であった。 実は宗谷には以前にも訪れたことがあり、今回が二回目となるのだが、前回は丁度閉館日にあたっていた日で外観を見られたのみ。船内を見学したのは今回が初めて。 実物はかなり小さな船で、よくぞこれで南極までと思わずにいられないような船であった。 ニューイヤーの会場の人ごみとはうってかわって、ごく数人しかいない観覧客とともにゆっくりと船内の雰囲気を楽しんだ。 | |
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宗谷の見学も終わり、ゆりかもめの高架ホームへ。 周辺の駐車場には、見学者の旧車がたくさんならんでおり、こちらもなかなかの品揃え。 聞くところによると、通は本会場と、周辺駐車場をどちらもまわってハンティングを楽しむのだとか。 私はその後もう一件所用があったのと、はなからそこまでする気がなかったのでスルーしたが、ゆりかもめに乗り込んでからも、さらに何台か珍しそうなクルマが見えた。 その中に、ウルトラ警備隊のポインター号の姿があり、さすがにこれは惜しい気がした。 |
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