地域と共にオマワリサン

トヨタプラッツ

全国的に導入され、各地でその姿を見かけるトヨタプラッツのパトカー。
プラッツはズングリむっくりとしたスタイルで、登場当時はなんと不恰好なクルマかと思ったものだが、こういうデザインが主流となった今ではすっかり目に馴染んでしまっている。
デザインの都合上仕方がないのだろうが、白黒ツートンカラーの塗りわけ位置が、低めの位置にあり、これも最初に見かけたときは妙な違和感を感じたものである。

私の実家がある辺境の地の駐在所でも、同型のプラッツパトカーが配備されて活躍中。
ここに最初にパトカーが来たのは平成に入ってから、スズキカルタスの3ドア車だったように思う。

スズキスイフト

「泣く子も黙る79万円」という宣伝が個人的に印象に残る、初代スズキスイフト。
「アルト47万円」というコピーもよく知られていて伝説化しているが、どうも以前のスズキは価格の印象ばかりが先行していたキライがある。
この型のスイフト、安いからかどうかは知らないが、警察にも大量に導入されたらしく、あちこちで活躍する姿を見ることができる。

私が子供の頃まで、交番、駐在所のお巡りさんといえば黒いビジネスバイク、もしくは白塗りの自転車が唯一の足であったものだが、平成になった頃からだろうか、小型のパトカーが配備されるようになり、農村部など担当区域の広い駐在所などでは、必ずパトカーが配備されるようになっている。

スズキカルタスクレセント

マイナーな印象があったスズキの小型車のうち、初めて「いいなぁ」と思ったのは、初代エスクードと、このカルタスクレセントセダン・ワゴンが出たときだろうか。
カルタスは2代目の頃から大量に警察車両に採用されているようで、このクレセントセダンもあちこちで警察車両を見かけた。
私の勝手な憶測ではあるが、やはり価格が物を言ったのだろうか?

スズキエリオ

イメージチェンジを図ったのか、カルタスという名称を捨てた新規モデル、エリオ。
プラッツと同様、初めて見たときはズングリとしたデザインが今ひとつ馴染めなかったものである。
さらにエリオセダンの場合、馬鹿でかいテールランプレンズのデザインも今ひとつ・・。

そんなエリオもお巡りさんには人気のようで、各地で採用実績がある模様。

ミツビシランサー

ランランランランサー、3代そろったミツビシランサー。
右端は一時期ミツビシ車を席巻した「ブーレイ顔」のランサー。これはあんまり好きじゃなかったなぁ・・。

ダイハツシャレード

緊張感のないファニーフェイスが今ひとつだった最終型、後期のシャレード。セダンソシアルと共に、警察車両として各地に採用された模様。

大型化し、初期のモデルからすっかり様変わりした最終型は、1000ccエンジンを廃止、最終的に1500ccエンジンまで搭載するに至り、シャレードというブランドを自己否定してしまったような形になってしまった。これもバブル期前後の当時のながれだったのだろうか。
1600ccのアプローズが不振だったことへのフォローという面もあったのかな。

マツダファミリア

デミオ登場以来すっかりと陰が薄くなり、遂にはその名前も消えてしまったファミリア。(現在バンのみ存続)
この最終型のセダンは、中国地方で何台かのパトカーを見ている。

オートザムレビュー

登場は1990年(平成2年)、プラッツの項目でも同じような感想を書いたが、登場当時はすさまじく珍妙なデザインだなと思ったことを思い出す。当時から外観に似合わぬパッケージングのよさが話題となっていたが、後のプラッツや、ベルタといった小型セダンの先達であったのかもしれない。

このパトカーは兵庫県内の某所にて、この春の時点でも現役で活躍中。
レビューは1998年(平成10年)で生産を終了しているので、最終型だとしても既に10数年が経っている。兵庫県のお巡りさんはなかなか物持ちが良い、立派。

トヨタプリウス

2代目、3代目の陰に隠れ、最近すっかり陰が薄くなった初代プリウス。
今では違和感なく一般に浸透しているプリウスも、初代の頃は話題ばかりが先行していた印象があった。実験的な要素があった上、ガソリンが極端に安かった時期であったのも一因か。

このパトカーを最初に見たのは2000年頃だったろうか、私が知っている限り、この近辺での採用例はこの交番のみ。この春の時点でも元気に現役活躍中。

ADバン&カローラバン

営業車の定番の両者、この手のライトバンは交番などではなく、本署などで使われているのをよく見かける。
営業車最速と名高いカローラバンも、順法運転が絶対のお巡りさんがドライバーとあっては、その性能をもてあまし気味か。
AD、カローラ共、絶版になってから久しく、一般車両としても見かける機会が減りつつある。

ニッサンセドリックバン

かつてはクラウンとともに、2大警察バン・ブランドであったセドリックライトバンも、絶版から10年以上が経過。それでも兵庫県警では今なお現役の車両が残っている。
クラウンバンは一足先に退役したようで、地元では既に見かけなくなった。

ニッサンサニー

パトカーの採用車種について、どのような採用基準があるのかは知らないが、時期時期によってブランドの偏りがあるような気がする。このサニーも固まって採用されたのか、あちこちで活躍する姿を見られる。

長年ニッサンの基幹車種であったサニーも、2004年(平成16年)で生産終了。
上のファミリアもそうだけど、子供の頃から慣れ親しんだブランドが消えるというものは、なんとも寂しいものである。
何の価値も無い、個人的な感傷でしかないのであるが・・。

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