スバルレックス


スバルレックス5

軽自動車の規格改正に併せ、新規格ワイドボディに500ccエンジンを搭載したモデル。(厳密に云うとエンジン排気量は490ccであり、幾分サバを読んでいるのだがここではナイショ)
但し500ccエンジンは暫定的な仕様であり、後に規格いっぱいの550ccエンジンを積むレックス550が登場する。

資料によるとレックス5は他社に先駆けボディを拡大化、新規格に適合させた為、とても人気が高く販売首位に僅差まで迫るなど大善戦をしたという。

暫定モデルというその性格故、生産期間は長くなかったが(約1年)、なぜか私には縁が有るらしく、草ヒロで何台かを撮影している。

何とも誇らしげな「新規格」の文字が踊るステッカー。
「新規格100ワイド」というのは、(ボディ幅)100mm拡大という意味。
別に「新規格10ワイド」(cm)でも良いように思うのだが、数字が大きい方が景気が良いわなぁ。

メーカー製ステッカー貼付の、超一等地であるリアウィンドー下。
この次のレックス550では「SEEC−T 53年規制適合車」というステッカーが貼られる事となる。
エンジンフードにはレックス5のオーナメントと共に、51年排ガス規制適合のステッカーが付く。
メーカーさんもあれもこれもと、色々とアピールする事が多くて、大変なんです。

REXのロゴの字体で有るが、この次のレックス550からは字体が変わり、660ccの代に至るまで使い続けられる事となる。
というか、登場時から2種類程の字体が混在していた模様。

これも多分レックス5。

ちと被写体が遠すぎたかな・・・、デジカメで撮った写真であるが、こういう時はやはり光学ズームが欲しいところだね。

続けてレックス5、こちらは遠くから一眼レフ400mm望遠で撮ったもの。
草むらに囲まれた廃車ヤードでの写真で、近づくのが面倒だったんだもんでこの程度で良しとしておく。(妥協に次ぐ妥協、私の人生そのものだな・・)

もういっちょレックス5、タイヤがつぶれているもののボディは割と綺麗な印象。
今まで気付かなかったが、レックス5のマフラーカッターって、でっかいですな。

これは以前紹介したものの再掲。
これもレックス5なのだが、上に掲載してきたレックス5と見比べていると、エンジンフード右側に有る「REX 5」のオーナメント取り付け位置が異なる。
日本車大検索で調べて見た物の、真相は分からずしまい。


トップに出した赤いボロ・レックスは、この撮影から3年を経た同車の姿。
ワルモノの手にかかったレックスは、この後しばらくして撤去されてまいました・・。

これまた以前掲載したものの再掲。
初代レックスのテールレンズはレックス5の時代から大型化され、視認性の改善を図っているが、バンモデルに限っては360cc時代からずーっと同じものが使われている。

だから末期のモデルでは大きなボディに小さなレンズが付いていて、ちょっと可愛い。

レックスバンの姿、
お分かりになりますかねぇ・・。

私が高校生の頃(10年くらい前)までは動いていたクルマのナレの果て。
坂道を上る時など爆発・分解するんじゃないかと思うような爆音をあげていたのが懐かしい。

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