ニッサンシビリアン

ゲートボール場の片隅に置かれ、休憩所兼、物置として使われているシビリアン。
一面塗りたくられた灰色のペンキが無惨だが、何故かフロントガラス周りの水色と、ヘッドランプのみが塗り残されている、これが唯一救いか?
廃バスの休憩所とは貧相な感じがするが、うちの村の老人会は粗末な掘っ建て小屋を休憩所として使っている位だから、まだましといえなくも無い。

タイヤを剥がれもう動く事が出来ないビリアン、真正面から見るとバンパーがクチビルの様に見える。
そのクチビルをかみしめ悔しがっているようにも見えるが、彼が再びこの場を動く時は、彼自身が鉄くずと化すときしか無いのである。(2000.2.20)

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